難しい看護だからこそ

なぜ、スキルを伸ばそうと躍起になるのか?

看護スキルが高くなれば、難しい看護もできるようになるはずだと信じている看護師がいることでしょう。ともすれば自分の限界を超えるくらいの気持ちで看護スキルを習得しようとしている看護師がいても不思議ではないと思い、不可能を可能にしていこうという気迫が感じられてきます。

難しい看護ができるようになることで、看護師としての自尊心が高くなった看護師がおられると考えられて、看護レベルの高さを実感しているかもしれません。難しい看護ができてこそ一人前の看護師だとおっしゃる看護師がいると思い、その看護を習得しようとしている看護師は、ここが正念場だと思っているのではないでしょうか。

難しさを物ともしないくらいの姿勢で看護スキルを高めていくべきかもしれなくて、難しい看護を試練として捉えた上で自己研鑽に励んでいくべきかもしれません。あえて難しいことにチャレンジすることで人間力を大きくすることを期待している看護師が少なくないと思い、自分を高めていこうとする意志を強く抱いているのが窺えます。

難しい看護ができることで看護師の品格が上がるとおっしゃる看護師は、その看護が自己表現のひとつだと捉えているのが考えられて、看護師としての自信を持つことにつながるのではないかと思うのです。難しい看護の習得を果たしたときに、効果的に自己開発ができたとおっしゃる看護師がいるのではないでしょうか。まるでその看護が自分を試しているように感じてくるのではと考えられます。